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犬に歯磨きを教えるしつけ方とコツ

2009年07月22日 21:55

 このページでは、犬に歯磨きを教えるしつけ方とコツについてご紹介しています。


 今回は、わが家のシー・ズー犬”たく”に、歯磨きを教えたしつけ方をそのままご紹介してみようと思います。



 犬たちには、それぞれ違った性格や、犬種による気質の違いもありますから、この方法ですべての犬たちに、歯磨きを憶えてもらえるかどうかは、わかりませんが、参考にしていただければと思います。


 犬に歯磨きを教えるしつけ方とコツ


 犬に歯磨きをしつけるには、子犬の段階で、口や歯を触ったり、口の奥に手を入れたりすることに馴らしておかなければ、オトナの犬になってからでは、なかなかなかなか難しい、というのが本当のところです。


 犬たちも、口が大切なことは本能的に知っていますから、簡単には触らせてはくれません。


 成犬になってから歯磨きをしつけるというのは、場合によっては、子犬の時以上に根気が必要ですが、根気よく教えればかならずできるようになります。


 そのための準備として、


 まず、ごはんに混ぜるサプリメントタイプ、おやつとおもちゃを兼ねたタイプなどの中から、よい物を選んで、すこしでも新しい歯垢を残さないような食生活への切り替えを進めておきます。


 ただし、この場合は、食事のタイプの転換、つまりウェット・フードからドライ・フードへの切り替えはなるべく避けてください。


 食事の内容を大きく変えてしまうと、ごはんを食べなくなったりして、犬たちにもストレスが増えます。その分だけ歯磨きのトレーニングが難しくなりますので、歯磨きを憶えるまでは、ドッグフードのタイプを変えるのは避けた方がいいでしょう。

 もしくは、ウェットフードの食事から、ドライ・フードへの切り替えを済ませて、ふつうに食事ができるようになってから、歯磨きをしつける、という順序でもかまいません。


 順序は、どちらでもかまいませんが、最終的には、歯垢が残りにくい食事と、きちんとした歯磨きで歯垢を残さない食生活への切り替えができれば大成功です。






 犬用の除菌スプレーを使った歯磨きのしつけ方


 犬用の衛生用品の中に、除菌や、消臭、消毒に使えるもので、犬がなめてもだいじょうぶなものがいくつかあります。

 除菌スプレー自体は、歯磨きのための製品ではありませんが、除菌・消臭・消毒・防ウイルスのために開発された製品ですので、これを歯磨きを教えるしつけに使います。


 もちろん信頼できる製品であれば、どこのメーカーのものでもかまいません。


 いくらトレーニングとはいえ、素手で犬の口の中を、あちこち触って、バイ菌などが入ったりしたりしては困りますから、除菌スプレーを使って、歯磨きの予行演習をするというわけです。


 いきなり歯ブラシを持っていっても、まちがいなく嫌がりますから。


 では、具体的に。


 1.除菌スプレーの液を、清潔なガーゼにしみこませて、犬の口の近くに持ってゆきます。

 もしここで、嫌がったら無理強いをしないで、いったん遠ざけて、何度か繰り返しガーゼを近づける、ということをやってください。慣れさせることが大事です。


 慣れたら、唇を持ち上げて、前歯を軽く”ふきふき”する動作をします。


 うまくできなくても、焦る必要はありません。無理強いしないで、何度かやってだめなら、時間を置いてまたトライです。


 うまくふきふきさせてくれたら、おやつをあげて、思いっきり褒めてください。


”よくできたね~”


 ここで大切なのは、飼い主が何をしたいのかを、犬に理解させて、その行為に慣れさせることです。それさえきちんと伝われば、それからのトレーニングは楽にできるようになります。


 だから、時間がかかっても、できなくても、叱ったり、どなったりしないで根気よく続けてくださいね。


 ”何ヶ月かかってもいいから、がんばって歯磨きできるようになろうね~♪”、くらいの気持ちでやれば、犬たちも、リラックスできますから、だんだん嫌がらなくなります。(実際には、歯磨きができるようになるまで、1ヶ月もかかりません)



 2.前歯の”ふきふき”ができるようになったら、顎を少し開かせて、右か左の少し奥の方の歯(外側)を順番に”ふきふき”してみましょう。


 顎を開かせる方法はいろいろありますが、顎の付け根を下から片手でそっとつかんで、親指と中指ではさむと自然に開きます。親指と中指で顎の付け根を左右からはさむ感じでやってみてください。

 このとき、けっして無理にこじ開けたりしないでくださいね。痛がるようならはさみ方が強すぎます。そっとはさんで、自然に開かせるようにしてください。






 このとき”あ~ん”とか、(何でもいいですが)、言葉と動作を関連づけて憶えさせると、"たく”のように、言葉だけで、口を開いてくれるようになります。(もちろん、無理に憶えさせる必要はありませんが……)


 それができるようになったら、次は奥歯の内側です。


 このときも、何でもいいから、ひとつできたら、その都度、おもいっきり褒めてあげることを忘れないでくださいね。それから、これは、歯磨きの予行演習だと言うことも忘れないでください。


 つまり、ごしごしやらなくてもいいということです。


 何をするかを学習させるだけでいいのです。くれぐれも、痛がったりするようなことは、絶対に避けてください。痛いということを憶えてしまったら、そこから先に進めなくなりますから。


 (もちろん、あとで、きちんとできるようになったら、歯ブラシを入れてごしごし、しなければなりませんが、そのときも痛がるようなことは絶対厳禁です。)


 3.いつでも、どんなときでも、ガーゼをもっていったらおとなしく口の中を”ふきふき”させてくれるようになったら、もうだいじょうぶです。

 本物の歯ブラシを使って、最初はゆっくり、そっと痛がらないか気をつけながら、いろいろ工夫しながら、加減を憶えてください。



 歯磨きが上手な飼い主になれば、犬たちも楽に歯磨きができます。



 どちらかといえば、”犬の歯を磨くんだ!”、という気負いを捨てたほうが、うまくゆくきます。


 歯磨きは、犬と飼い主の共同作業ですから、歯磨きに抵抗を持たないようにすることが、いちばんの近道です。何ヶ月かかってもかまわない、くらいの気持ちでトライしてもらえば、意外とかんたんに憶えてくれます。


 最後に、歯垢や歯石を溜めない食生活のポイントをひとつ。


 犬によっては、やわらかい缶詰フード(ウェットタイプのドッグフード)でないと食べない、ということもあるようですが、ウェットフード中心の食事をしている犬は、ドライフードを中心に食べている犬より歯垢や歯石がたまりやすい傾向にあります。


 缶詰フード(ウェットタイプのドッグフード)がいけない、というのではなく、飼い犬の健康な歯を飼い主が管理する(プラーク・コントロールともいいますね)するためには、缶詰フード(ウェットタイプのドッグフード)とドライフードのバランスが大切、という意味です。


 とくに、成犬になったら、やはりドライフードを中心とした食事への切り替えは、単に歯周病対策に限らず必要になってきます。


 犬の歯周病の原因については、”犬の歯周病の原因 … 歯垢と歯石について”のページでご紹介していますので、よろしければご覧ください。


 また、 歯垢を残さない食生活への切り替えに必要な、犬の歯周病対策用品については、”犬の歯周病対策用品について”のページでご紹介していますので、ご覧いただければ、と思います。


 今回は、犬に歯磨きを教えるしつけ方とコツについてご紹介してみました。


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